XenServer の dom0 で yum を使う

XenServer はデフォルトでは yum が使えなかったので、使える方法を探しました。

環境

XenServer 7.0.0

yum 有効化

/etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo 内のリポジトリ情報を編集します

  1. コメントアウトされた baseurl を有効にする(#baseurlbaseurl に変更)
  2. enabled=0enabled=1 に変更
  3. name 行の $releasever7.2.1511 に置換する
sed -i "s/^#baseurl/baseurl/" /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo
sed -i "s/^enabled=0/enabled=1/" /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo
sed -i "s/\$releasever/7.2.1511/g" /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo

ダメなところ

yum update をしてパッケージ更新しようとすると、エラーメッセージが表示される。

Error: Package: sm-1.12.2-xs202.518.x86_64 (@install/$releasever)
           Requires: xenserver-multipath
           Removing: device-mapper-multipath-0.4.9-85.el7_2.1.xs13.x86_64 (@install/$releasever)
               xenserver-multipath
           Updated By: device-mapper-multipath-0.4.9-85.el7_2.5.x86_64 (updates)
               Not found
 You could try using --skip-broken to work around the problem
 You could try running: rpm -Va --nofiles --nodigest

とりあえす --skip-broken オプションを付けて対処。

参考サイト

Xenserver 7.0 Repositories - Command-Line Interface - Discussions

TensorFlow ソースコードからのビルド方法

TensorFlow は Pip を使ってインストールするのがおそらく一般的。ですが、ソースコードからもビルドすることができます。

環境

  • Ubuntu 16.04.1
  • Geforce GTX 1060
  • NVIDIA Driver 367.44
  • ※ CUDA Toolkit 8.0
  • ※ cuDNN 5.1
  • ※ TensorFlow (Commit: 2a6d7511f13a0387857081f1cf64d282d2816a62)

※が今回のインストール対象

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XenServer 7 インストール手順

仮想化ハイパーバイザの XenServer の新しいバージョン XenServer 7 がリリースされていたので早速インストールしてみました。

インストール環境

  • 筐体:Intel NUC6i5SYH
  • CPU:Intel Core™ i5-6260U
  • メモリ:Crucail CT8G4SFD8213 (DDR4 8GB)
  • HDD:PLEXTOR PX-128M5S (128GB)
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Intel NUC (6i5SYH) のBIOS をアップデートした話

Intel NUC (6i5SYH) を購入したので、OS インストール前に BIOS をアップデートしました。

以下はその手順です。スクリーンキャプチャ取れなかったので文字だけでごめんなさい。

現在のバージョンを確認

  1. NUC の電源を入れて、Intel のロゴが出たタイミングで F2 を押して BIOS を起動
  2. 左上 BIOS Version: SYSKLi35.86A.AAAA.BBBB.CCCC.DDDD の AAAA が BIOS の現在のバージョンを示している

BIOS アップデートファイルを取得

  1. BIOS アップデートファイルのダウンロードページを開く
  2. 左側カラムから SY0042.BIO をダウンロード
  3. ダウンロードしたファイルを USB メモリにコピーしておく

※ NUC の型番(6i5SYH)によってダウンロードすべきファイルが違います。6i3SYK, 6i3SYH, 6i5SYK, 6i5SYH 以外の場合はこちらのページから該当するBIOSアップデートを選択して下さい

BIOS に適用

  1. USB メモリをさしてから BIOS を起動
  2. F7 を押下して Update BIOS メニューを開く
  3. Check for BIOS Update では、まだインターネットに接続していないので NO を選択
  4. Choose a .bio file 画面が開くので、左側カラムから fs0:\ を選択 → 右側カラムの SYS0042.BIO を選択 → Open を押下する
  5. Confirm BIOS Update 画面では、Yes を選択してアップデートを承認する
  6. 2~3分くらい置いておくと、NUC が再起動します

BIOS 画面を開くと、BIOS バージョンがアップデートされていることが確認できます

Linuxコンソールでよく使う「Ctrl+○」の組み合わせ

コマンドの停止・強制終了

  • Ctrl+C:フォアグラウンドで実行しているプログラムを強制終了
  • Ctrl+Z:フォアグラウンドで実行しているプログラムを停止(fgコマンドでフォアグラウンドで再開、bgコマンドでバックグラウンドで再開する)

コマンドの編集

  • Ctrl+W:カーソルの直前の単語を削除
  • Ctrl+A:先頭にカーソルを移動
  • Ctrl+E:末尾にカーソルを移動

画面

  • Ctrl+L:画面をクリア
  • Ctrl+S:画面更新を停止
  • Ctrl+Q:画面更新を再開

その他

  • Ctrl+R:コマンド履歴を検索する